美容師は休日が取りづらい？

美容師は休日が取りづらい？

美容師の休日は月に6～7回とされており、基本的に週1＋2日のペースになります。
また土日や祝日はお客さんの数も多いので、よほどの理由が無い限り休む事は出来ません。
有給休暇に関しては美容師にもありますが、ほとんど消化されていないのが現状です。
これは少人数で回している店舗が多く、従業員の1人でも有給を取ると仕事にかなりの影響が出てしまうからです。
こういった状況から、夏季休暇や年末年始を合わせても美容師の年間休日は90日前後となり、一般企業が約113日、美容師以外のサービス業が約100日前後とされているのに比べると、かなり少ないと言えます。
仕事内容も含めて厳しい業界なので、アシスタントとして働き続けてもすぐに辞めてしまう人も少なくありません。
もちろんサロンによっては違いもあり、最近は労働者の待遇に世間の注目が向いてきたこともあり、週休2日取れるサロンもあります。
もしプライベートも充実したいと考えるなら、最初から週休2日制や有給休暇が取りやすいサロンを選んでも良いかもしれません。

美容師の仕事は社員なので有給の取得も可能

美容師の仕事は激務の割に給料が安く、仕事を休むことがあまりできないというイメージがありますが、社員になって働いている場合はしっかりと福利厚生がありますし有給休暇を使うことも可能です。
確かに美容師としてアシスタントからデビューすると夜は帰りが遅くなりますし、その割に給料はあまり高くないのが実情ですが、努力や実績次第で給料はアップしますし有給休暇も増えていきます。

こうした福利厚生は勤務先の会社によっても異なりますが、多くのケースで最近ではしっかりした福利厚生があることをアピールしている会社が増えています。
多くのヘアサロンではスタイリストが不足しており、その背景には有能なスタイリストは独立したり他店に転職するといった離職率の高さもあるのが実情です。
美容師で活躍するうえでは勤務中だけでなく休養やオフの過ごし方なども充実させた方が技術力にも還元されますし、福利厚生が充実した職場で働くことが可能です。